村瀬歩は「仕事がデキるイイ女」の声をしている
Youtubeで『LISTENERS GIG 1話~4話振り返りSP』を見ました。当日は回線がダメだったので遅ればせながらの視聴です。
こういう制作裏話的なものって大好きなので、村瀬さんが出演されていない回もちょこちょこ試聴させていただいてます。高橋李依さんもまた出て欲しい!
今回のハイライトは、回ごとにED曲が替わるという狂気のオーダーを引き受けて「こんなにいっぱい曲作るって大丈夫かな・・・何でやるって言っちゃったんだろ・・・」と追い込まれたじんさんが中目黒の工事現場で憂鬱になっていた、というエピソードで満場一致でしょう。もう涙なしには聴けないね、Muse・・・(笑)
あと村瀬担*1としては、村瀬さんの受け答えが好きだなあと思いました。*2
佐藤大さん :エコヲくん的にはどうでした?お芝居というか。山寺さんと演ったりとか、完成したやつを見てみて
村瀬さん :ベテランの方たちのお芝居を聞かしてもらってすごいなと思うのが、僕、この時点では3話だけど、1話、2話と作品にいろんな方たちが関わってきて、その中で作られてる空気感ていうのを感じるわけじゃないですか。だからその分、最初にゲストに来られて初めて言葉を喋られた先輩方たちよりも、経験値的なものの蓄積が(僕たちレギュラー陣のほうが)その作品に関しては大きいはずなんだけど・・・自分から一言発してそれを受け取られた瞬間に、それを瞬時に理解されてる感じが・・・怖いな、みたいな(笑)
橋本大知さん:怖いよなあ、怖いよね(笑)
村瀬さん :恐怖なんですよ、そこが
佐藤さん :フフフ(笑)
村瀬さん :諏訪部さんに、特に僕はそれを感じて・・・。山寺さんは僕の中で、名前を出せないですけど・・・某人類が補完されるアニメの・・・(中略)あの人のイメージなんですけど、小さい子というか、少年たちを導いてくれる存在なんだなと、すごい感じて。そう意味でも完成したものを見て、なんかこう、若者たちを見る目が優しい感じの芝居がすごい素敵だなと思って。キャラクター性にも合ってて。やっぱ・・・スゲーんだな先輩、って感じました(笑)
佐藤さん :それ、エコヲそのものじゃねーか(笑)
村瀬さん :いやでも、エコヲとして感じたところも大きいと思いますよ(笑)この人すごいんだな、みたいな。より、そのフィルターが入りやすいというか。
「LISTENERS」は毎回、ゲスト声優さんがいらっしゃるんですよね。それがすごく豪華な面々で観ている側としても超楽しいんですが。先輩声優さんがゲストでいらっしゃって、一緒に演じたり完成したものを見てどうだった?という問いに、少し迂回して答える感じが好きだな~~~と思いました。
これたぶん、村瀬さんは意識的にそうやってると思うんですけど(何かで聞いた気がする。石川界人さんとのラジオか雑誌対談かな?)、問いに対する回答を即座に出さないというか。プレゼンとは真逆ですね。「この人は何を言おうとしているのかな?」って聞き入る態勢を作るきっかけになる気がします。村瀬さんの場合は、最終的な回答やオチを用意されているから安心感もありますし。
毎回そういうわけではないので、たぶん「語りたいな~」「言っておきたいな~」「なるべく伝えたいな~」ってタイミングで、こういう話法にされているように思います。他のラジオなんかを聞きかじりする限りですけれども、むしろ普段のやり取りはテンポ感良いし、打ったら響く切り返しですよね。
それでね、ようやく今回のタイトルに言及できるんですけど・・・村瀬さん、「仕事がデキるイイ女」の声じゃないですか???
男性4人とのやり取りだとか、卒のない相槌を聞いていると・・・こういう上司いる~~~ってか、いた~~~と思ってしまう(笑)この人絶対出世する!!絶対人事評価が高い!!絶対上層部に気に入られてる!!しかも家庭と両立させてるタイプ!!
なんだか私の中で、村瀬さんのカテゴリって完全にココなんですよね。
低音ボイスのときは「情のない高偏差値男」みたいに感じるんですけど(disってはないです。好きです)、ニュートラルな声は高山みなみさんや皆川純子さん、沢城みゆきさんあたりと近似値のように感じるな・・・。皆さん大好きで、ま~~~「お世話になってまいりました」って感じなんですが。*3
だから、今後は男性同僚や上司との会話や取引先との営業トークにつまづいたときには、村瀬さんのトークを参考にしたいと思います。
特にオチもなくおわります。
POP'N STARに歌って欲しいハロプロ曲
全然正気に戻れない。
昨日いきおいで担降りエントリまがいの記事を書きましたが、まったく狂気がおさまりません。なんなら、より一層先鋭化された気さえします。狂気が。
こうしちゃいられない!!とスマホに「アイ★チュウ Étoile Stage」のアプリをDLして、プレイし始めました。
いや華房心やばいな・・・???
狂気がおさまるどころか、もっと過激になってきました。
村瀬さん、おそらく相当に耳が良いのではないでしょうか?なんと表現したら良いのか分かりませんが・・・そのブレス、""わかる""とでも言いましょうか。女性アイドルっぽい息の抜き方というか処理の仕方というか。
すげ~~~わかる・・・・・・
このしゃくり、ハロプロ歌唱合いそう・・・つんく♂曲歌ってくれないかな・・・と一般人のオタクが思うまでもなく、「アイ★チュウ Étoile Stage」の主題歌は『マジカル LOVE ポーション!』というつんく楽曲なので安心です。イヤ~福利厚生がしっかりしているな~~~!!*1しかもこの曲、編曲が大久保薫さんなんですよ。1月に楽曲発表された際につんくさんのTwitterか何かの告知で知った気がするけれど、初見は「これ何て『有頂天LOVE』???」と思って即フォローしましたもん、アイチュウ公式アカウント。ゲームやるか分からんな~曲聴けたらいいかな~なんて思ってましたけど、どうなるか分かりませんね人生は。
数ヵ月前の自分へ。ゲームがっっっつりやってますよ・・・。
さて、村瀬さんがcv.を担当している華房心ちゃんが所属するユニットが「POP'N STAR」なのだけれど、メンバーの及川桃助ちゃん(cv.山本和臣さん)と神楽坂ルナちゃん(cv.天崎滉平さん)とのユニット曲『Shiny Butterfly』『Close to Me !!!』などを聴いた私は思いました。
この娘たちにハロプロ曲を歌って欲しい・・・!と。
三人ともリズム感があって16ビート*2刻めるし、しゃくり良し、声優さんなのでフェイクもばっちりキメてくれそうです。歌って欲しい、いや、歌うべき!!!*3
そこでPOP'N STARに歌って欲しいハロプロ曲+αを個人的に考えてみました。つんくさん以外の曲も含みます。
※なおこれは正気でない人間がキャラクターへのファーストインプレッションのみで行った妄想です。
いきなりそこ?と自分で突っ込みたいのはさておき、コミックソング絶対似合う!よしガキのがなりを桃ちゃんルナちゃんにオスみ強めでやって欲しい。
しっとりお色気セクシーソングも似合うだろうな、とフェイク多めのこの曲を。「チャッ」「うッ」「Ah」「チキ」「うぅ~う~あ~ハァ~~~」「ナナナ~ナ~Ah~Yeah~」ってあの三人で聞きたくないですか?私は聞きたい。
桃ちゃんセンターでさゆパート、れいなパートの心ちゃんと掛け合いが見たい。この曲はダンスがハチャメチャに可愛いんだな~。ギャルっぽさが似合うと思うんだよなあ。
POP'N STARの3人って6期感ないですか?心ちゃんがれいな兼ミキティーで、さゆが桃ちゃん、ルナちゃんがえりりん。この曲の振りがバチクソに可愛いので見たい。
5,ヒロインになろうか!(Berryz工房)
タイトルで選んだ感があるけど、歌詞も強くて似合うと思います。ライブ中盤でバチバチにキメて欲しい曲。ルナちゃん、そこはかとない熊井ちゃん感。
終盤にしっとり歌い上げて欲しい曲。卒コンで(そんなものは永遠に来ない!!)(強火厄介)「みんなこんなに綺麗になって・・・」と号泣したい。
初期はルナちゃんが担当していた「素直に本心を話すなんて・・・」が神聖なるver.では桃ちゃん担当になってるんですよね、分かります。
ハッピー&キュートな王道ガールズポップ、可愛いに決まってる。歌詞も三人に歌って欲しい言葉が詰まってるんだなあ。
9,夢見る15歳(スマイレージ)
15歳ユニットがこれを歌わずして何とする。あと私、POP'N STARに初期スマみを感じる・・・。
10,好きよ、純情反抗期。(スマイレージ)
ハロプロの歌謡曲っぽい「どうにもならない恋心(相手はおそらくイケメンでチャラ男)」の歌、強くて生意気で最高に心ちゃんに似合うと思う。
11,サンキュ!クリームブリュレの友情(スマイレージ)
失恋した友達を元気づける女の子同士の友情を歌う曲なので、三人が歌ってくれたらエモい。しかもこれも歌詞が天才なんだな~・・・。
12,「ひとりで生きられそう」って それってねえ、褒めているの?(Juice=Juice)
三人がこの曲を歌ってくれることで救われる女性がたくさんいると思う。
13,Girls Be Ambitious(Juice=Juice)
自己紹介ソングはかしましと迷ったけど、ロック感が見たいのでこちらで。ワォ!ってはしゃぐ姿はきっと天使。
全アイドルに歌って欲しい曲なんですけど、POP'N STARにも歌って欲しいです。
15,好きすぎてバカみたい(DEF.DIVA)
あの頃のハロプロアベンジャーズの強さをPOP'N STARなら出せる。原曲も声質がばらけていたから、三人が歌っても違和感がなさそう。桃ちゃん、ちょっとリカちゃんぽいし。
この底抜けに明るいポップソングを元気いっぱいに歌う三人が見たい。ルナちゃんだけちょこっと照れてる姿が見えるぞ・・・!
17,BE HAPPY 恋のやじろべえ(タンポポ)
ラップパートがいいんですよね・・・可愛い子にはラップをさせよ。あと、タンポポ曲どれも似合うと思います。『乙女パスタに感動』とか。
18,うらはら(Buono!)
『さよならメモリーズ』を聴いて、切ないアイドルソングが似合うな~と思ったので。個人的に大好きな曲。
19,Say! Hello!(ハロプロ研修生)
「地球がDiscotheque 戦え乙女チック」なんて歌詞を思いつく天才この世にいる?つんくさんていうんですけど。こういう応援ソングを歌って欲しさ、ある。
20,キラキラ冬のシャイニーG(田中れいな)
心ちゃんソロ。「華房心 行きま~す!」「\こころ~!!/」
ルナちゃんソロ。ごっちんソロはどれも似合うし迷ったんですが、クールかつセクシーで天崎さんの声域にも合いそうなこちらを。「熱いわ↑」と「サヨナラ↑」を歌って欲しいだけです。
22,My Days for You(真野恵里菜)
桃ちゃんソロ。真野ちゃんソングもどれにしようか迷いました。それこそ『ドキドキベイビー』も捨てがたかったけど、桃ちゃんみたな娘がこういうしっとりめの曲を歌い上げてるのが見たい。山本さんの声質にも合いそう。
23,もしも・・・(モベキマス)
セリフを聞きたい!「全部許しちゃうんだな~」って桃ちゃんに言って欲しい。
もうタイトルが強い。似合う。
Extra ── 私のオキテ(チキンバスケッツ)
これは完全に私の趣味です。ハロプロ曲じゃなくてジャニーズです。Sexy Zoneの佐藤勝利くん主演、野島伸司さん脚本のドラマ『49』内で披露された<男の娘>ソングですが、作詞を担当した野島伸司が「ブスって言ったら殺すから」ってしたためて少年たちに歌わせてるわけです。衝撃でした。圧が強い。この歌詞のせいで私の中で「ブス哲」とシンメソングみたいな認識になっちゃってるんですよね・・・。
・娘。次点:『シャボン玉』桃ちゃんの「シャボン玉~!」と「抱きしめてよ~!」が聞きたい。『恋ING』単純に歌って欲しい。
・ベリ次点:『ROCKエロティック』別撮りで男役・女役を三人ともやって欲しい。『ギャグ100回分愛してください』好き!(ルナちゃん)好き!(心ちゃん)好き!(桃ちゃん)ウ~ン(ルナちゃん)寝るまヘ↑(桃ちゃん)
・℃次点:『羨んじゃう』愛理が圧倒的に心ちゃん。
・スマ・アンジュ次点:『カクゴして!』愛しちゃってんじゃないの!(心ちゃん)
・J=J次点:『大人の事情』三人が歌うと切なさが増して辛いかも。『イジワルしないで 抱きしめてよ』こういうブラスアレンジも似合いそう。
・心ちゃんソロ次点(というか華房心のcvを担当する村瀬歩に歌って欲しい曲):松浦亜弥『100回のKISS』16ビートを刻める村瀬さんなら歌える。松浦亜弥『THE 美学』強めの曲も心ちゃんはこなせる。というか、心ちゃんあややっぽい。高橋愛『自信持って 夢を持って 飛び立つから』ロックな心ちゃんもいい。コピンク(宮本佳林)『カリーナノッテ』厳密にはハロプロ曲じゃないけど、宮本佳林が松田聖子のニュアンスで歌っていて、この発声とブレスが村瀬さんぽいなあと思った。
以上です。あ~~~満足した!(笑)
定期的にこういう妄想をするんですけど*4、吐き出してこなかったので書いてスッキリしました。またやりたいし、たぶんゲームをやり込んでキャラクターを深く知るごとにセトリ更新したくなるんだろうなあ。あと、久々にハロプロ曲を聴き直したいなと思いました。
つんくさん・・・何卒、POP'N STARに曲を書いてください!!!待ってます!!!
2020年、村瀬歩さんに担降りした
なんだか大変なことになってしまった。
新型コロナウイルスのこれ、どうなっちゃうんだろう。平凡以下の自分にできることは少ないし、とりあえず大人しく暮らしているぐらいしかできない。
明日、一ヶ月後、三ヶ月後、半年後、一年後・・・社会がどうなっているのか分からない。というか、世界はどうなるんだろう。どうにかなるのか?いや、今まさにどうにかなってるのかなあ。
私は今年に入ってから世間を賑わせている話題に2月あたりから気を取られ始め、ボンヤリとしか読めない英語のニュースを眺めて挫折したりしていました。
やっぱり大人しくしていよう。何も考えたくない。
そんな心の隙間が空いたころ、人はぽっかりと口を開けた落とし穴に落ちてしまうものなのですね。
声優の村瀬歩さんに担降りすることにしました。
「担降り」とはジャニオタが使う用語です。
応援するアイドルを"担当"と呼び、そのアイドルから別のアイドルへ担当替え(推し変)する、あるいは、アイドルの応援自体をやめてしまう(オタ卒する)ことなどを表します。*1
当然ながら、村瀬歩さんは声優であってアイドルではありません。
でも、私はここ10年ほどジャニオタ・ドルオタだったので、もうこの言い方というか"概念"しか思いつかなかったのです。
今まではてブの担降りエントリをひとしきり読みつつも自分で書くことはないだろうなあと思ってきましたが、思ってもみなかった沼に落ちたこの気持ち、行き場のない感情爆発を誰にも迷惑をかけずに落ち着かせる方法と言ったら、チラシの裏に書きなぐるかインターネットに書きつけるぐらいしか思い浮かびませんでした。ああ、この世にインターネットがあって良かったなあ・・・
もし、検索からここに辿り着いてしまったジャニオタの方には先に謝罪しておきます。このエントリは「ジャニオタが声優さんに担降りした」というものです・・・すみません・・・
ただし、なんの前触れもなく唐突に声優さんに落ちたわけではありません。
それだったら、どれだけドラマチックなことだろう・・・とは思うのですが、残念ながら自然のなりゆきもとい必然で担降りすることになりました。
私は元からオタクです。なんなら腐女子です。
二次オタクがジャニオタ・ドルオタになって、もう一度戻ってきた・・・というだけの話なのです。しかも、戻る前に2.5次元とかを挟んでいるので一周して元さやというやつです。
ジャニオタ・ドルオタだった間も(いや今もそうなんですが)、二次元コンテンツはずっと大好きで摂取し続けていたために、「好きなものがたくさんある」状態ではありました。
「足を突っこんでいる沼がたくさんある」わけで、これは金欠にしかならないから本当に良くないです・・・メインの沼があって、サブで首を突っこんだ数多の沼を満遍なく回遊している感じ。ただの節操なしのミーハーですね。実際、やたらとエンタメについて浅く広く知ることができた10年でした。
そんな私のメイン沼はジャニーズでありアイドルであり、もっと細かく言うと「嵐」と「ハロープロジェクト」でした。
ファンクラブに入ってライブに行って原宿や秋葉原の公式ショップで写真を買って、日夜、テレビや雑誌の露出情報を追いかけて円盤を買って。そんな生活を10年以上も続けてきました。青春の全てと言っても過言ではないかもしれません。学生生活も社会人生活も、この趣味があるおかげでなんとか乗り切ってくることができたなあと思っています。たくさんたくさん、救ってもらいました。そして、いろんな方と知り合うことができましたし、Twitterなどで交流もさせてもらいました(今は止めてしまいましたが)。
でも、ここ数年はそんなドルオタ生活を少し落ち着けて、二次元に帰ってきつつあったのです。
きっかけを話せば長くなりますが、まぁ、端的に言えばとうらぶ*2のせいでした。
友人に誘われ沼に飛び込んでみたところ、供給の凄まじさに圧倒されました。ゲーム公式からの情報は今ほど多くはありませんでしたが、とうらぶは二次創作がとにかく盛んで豊かなジャンルです。がっつり二次オタクだった頃の名残りでたまに覗く程度だったPixivを毎日、朝晩とチェックするようになり、フォローするユーザーの方も増え、同人誌を再び買うようになりました。興味のなかった公式グッズ(もちマスやフィギュアやガチャガチャなど)を買いにアニメイトへ通うようになりました。
そして、とうらぶ最大の特徴といえば、華やかな2.5次元コンテンツです。
せいぜいテニミュぐらいの知識しか持ち合わせていなかった私は、初めて刀ミュというものを観たときに衝撃を受けたのです。「これ・・・ドルオタのDNAに刺さる・・・!」と。特に佐藤流司さんが刺さりまくりました。ミュージカルとライブの二部構成だったことも、ジャニーズ・ハロプロ舞台に慣れ親しんだ身からすれば入りやすかった要因の一つです。私はあっという間に刀ミュだけでなく刀ステも履修し*3、若手俳優さんに詳しくなっていきました。
そして、2.5次元で飽き足りなくった私は、声優さんのコンテンツにも手を出し始めたのです。
アニメのイベント映像に辿りつき、若手声優さんのお名前を覚え始め、radikoで文化放送を10年以上ぶりに聴き始めました。*4声優さんのライブ映像を観始め、中でもアニメから好きになった『アイドルマスターSide M』のライブBlu-rayを購入し始めました。矢野くんのcv.誰?などとナチュラルに言い出すようになりました。*5
そんなこんなで村瀬さんに対する認識はある程度ありましたし、なんなら「好きな声優さんは?」と問われればお名前を挙げるぐらいではあったのです。いや、これは担降りしてから冷静になって考えてみた結果なのですが・・・。元から結構好きだったなあそういえば、と。声優さんにハマることを体感として理解できていなかったのでしょう。
さて、そんな三次元〜二次元の間を元気に反復横跳びしている私でしたが、部屋で大人しくしていようと「ARASHI's Diary」のために契約したNetflixをボンヤリ眺めていたとき、出会ってしまったのです。
『DEVILMAN crybaby』に・・・!!
主人公が内山昂輝さんと村瀬歩さんだ!このお二人が共演している作品結構見たなあ〜あっ、アヴちゃんもいる!木村昴さんとKEN THE 390さんと般若さんもいる!・・・と、キャストさんが自分のオタク遍歴をくすぐる方ばかりで、わ~あの人もこの人もいる!・・・と、軽い気持ちで1話をクリックしたのです。
いや冒頭のモノローグで即落ちしましたよね。
私は村瀬歩さんを何も知らなかった・・・と衝撃を受けました。びっくりしました。こんな声出るの!?すごい!何?????と本当にびっくりしました。いや誰?????
今まで「村瀬歩さんの声」として認識していたのが、姫野かのんちゃんのようなキュートボイスから日向や一稀のような少年ボイスまでの声域だったんです。そこにあのモノローグをぶっ込まれて、落ちない者がいるのでしょうか・・・オタクはギャップに弱いんだよー!!!*6
男性のようで男性でないような、女性のようで女性でないような。感情を削ぎ落しているのに情感に震えているような、ため息のような美しくて官能的な声。
天才じゃん・・・
寝る間も惜しんで10話まで一気に観ました。辛くて泣くどころではなかったです。あまりに辛いと呆然としてしまうものですよね。これまで履修してこなかった永井豪作品とのファースト・コンタクトは衝撃的で、雷に打たれたようでした。これが・・・『デビルマン』・・・!*7サイエンスsaruさんによるキッチュな映像と、電気グルーヴをはじめ電子ドラッグのようなサウンドトラック。凄いものを見た、の一言でした。
とは言え視聴後は胸が苦しかったので、急いでdアニを契約して気になっていた『魔入りました!入間くん』を全話観たのです。かわいい学園コメディっぽいし、気が紛れるかな~って。主演が村瀬さんだったし。後々この判断が決定打になったと痛感することになります。
いや、村瀬歩、天才じゃん・・・・・・
キュートボイスから汚い声のツッコミ*8から東山奈央さんとのデュエット*9までこなした後に悪周期の低音ボイスって、は???意味が分からないです。
でも、おかげで『DEVILMAN crybaby』で受けた精神的ダメージが強制的に癒されました。まるで刀ミュ2部のような強制カウンセリングもといショック療法です。
来年2期放送も決まったことですし現在Eテレで再放送中なので、もしなにかの手違いでこのブログに辿り着いてしまった方の中に『DEVILMAN crybaby』の後で強制カウンセリングをぶち込みたいという人がいらっしゃいましたら、『魔入りました!入間くん』を猛プッシュいたします。*10
私は気が狂ったように(実際狂いました)村瀬さんの出演作を漁り、YouTubeやニコニコで関連動画を漁り、ヴィムスさんのHPを見て、最近発売されたドラマCDやBLCDを注文しました。
バンやろ出てたの!?という衝撃(ちょっと齧っていただけなので知りませんでした。代永翼さんと双子て!好きに決まってる)、歌うま!という衝撃、パラライで英語・韓国語・日本語の三ヵ国語でラップされている衝撃、石川界人さんとのハイキューラジオが丁々発止でバチクソに面白いという衝撃、対して八代拓さんとのラジオは事務所の先輩・後輩関係ゆえかまた違った面白さがある衝撃、まさかの黒田崇矢さんと仲がいいという衝撃(ここで入間くんをもう一度見直す。オタクだから関係性に萌え始めるとキリがない永久機関である)、パズドラガチ勢という衝撃(二宮和也さんと一緒じゃん!)、意外と背が高いという衝撃(櫻井翔さんより1cm高くて松本潤さんより1cm低い。オタクだからプロフィールに萌える)・・・
知れば知るほどハマってしまう、気が狂えば狂うほどのめり込む、それがオタクという生き物なのです。
しかも、これまでのオタク人生において突っ込んできた数々の沼の中に、村瀬さんの名前を見つけておののきました。Dグレ*11にムヒョロジって、そ、そんな・・・!!*12
は~~~これは降りました、降りるしかない。
と、この瞬間に覚悟を決めたのです。2020年、嵐発ネトフリ経由の村瀬歩着。
なんだか大変なことになってしまった。
とりあえず、この連休中はまだ見ていない出演作を潰して「村瀬歩スタンプラリー」的なことをやろうと思います。
もし、このブログを見つけてしまった先輩ファンの方、よろしければおススメの出演作などご教授くだされば嬉しいです・・・オタクだけど悉皆的に網羅できる体力・経済力がないことがネックなのですが・・・
そんな、担降りエントリのようなものでした。
*1:要出典
*3:ハローもお世話になっている末満健一さんが脚本です
*4:余談なんですが、十数年前ラジオで文化放送の電波を拾おうとすると周波数が同じらしい韓国の放送電波を拾ってしまうので、アンテナをどの方角に向ければクリアな音声が聴けるか試行錯誤していました。せっかく調整したアンテナ(たぶん東京のほうに向けると聞こえていた?)を家族にズラされようものなら怒ったりしていました・・・。今はアプリで何の徒労もなくクリアな音が聴けるので、本当に良い時代になったなあと思います
*5:矢野奨吾さん。岡村直央くんという11歳の男の子の声を担当されているのですが、外見と普段のお声からは想像できないハイトーンボイスなので中の人の中の人は誰だ?と思わず二度見してしまいます。ちなみに矢野さんバキバキに踊れます
*6:個人の見解です
*7:サリバン先生に"water"の概念を教え込まれるヘレン・ケラーの図をご想像ください
*8:語弊
*9:しかも「女装した可愛い男の子」で歌いきっていらっしゃいました。東山さんの可憐な声と村瀬さんの少し外連味がある声がベストマッチ。あとあの曲、本間昭光プロデュースなんだぜ・・・?というか村瀬さん「キュートボイス」の引き出しまで多いのはどういうことなんですかね・・・姫野かのんと姫宮桃李と華房心のニュアンスが全部違うんですが、ハ???びっくりしすぎてキレてしまう
*10:なお『魔入りました!入間くん』の沼にも無事に足を突っ込むことになったのは言うまでもありません。だって木村良平さんに早見沙織さんに斎賀みつきさんにかかずゆみさんに・・・と好きな声優さんばかりだし、キャラは可愛いしストーリーは良いしで原作全巻をhontoで注文しました。最寄りの書店が閉まっているけどインターネットがあって良かったです。物流の方ありがとうございます
*11:HALLOWのほう。円盤化もしてなかったんですね・・・ゆいいつ配信してるサイトに登録して視聴するしかないので未視聴
*12:年が分かる