落ちたものはしょうがない

村瀬歩さんに担降りしたオタクの雑記

『ばなにゃ』1期を観た

 

ばなにゃ」とは、ファンシー文具メーカーのクーリアのキャラクターです。アニメを観るまで知らなかったんですけれど、なかなか狂気を感じる造形で好きだなと思いました。

 

 ──ばなにゃ とは?(公式HPより)

バナナの中にひそむ不思議なにゃんこ。
バナナの皮に包まれている部分は誰も見た事がない...
本物のバナナにまぎれて暮らしていて、人がいない時に
こっそり遊んだり、いたずらしたりするよ。
甘いお菓子と遊ぶことが大好き♥
夢はおしゃれな「チョコばなにゃ」になることだよ。

 

なるほど、正気になったらいけないやつですね。現状2期まで制作されて円盤化もしています。

今回はdアニで、2016年7月から9月まで放映された1期を視聴しました。

出演は、梶裕貴さんと村瀬歩さんのヴィムス先輩後輩コンビと、ナレーション(ばなにゃ研究者)(人がいない時にこっそり遊んだりいたずらしたりしてるんじゃないのか?見つかってるじゃないか・・・とツッコミたくなること自体に敗北感がありますが)に蛭子能収さん。

なんと、梶さんと村瀬さんのお二人で全種類のばなにゃと人間モブの声を担当されています。あ、ここにもあったよ~狂気が。

鳴き声は「にゃ」だけなので、全13話、ひたすらお二人のありとあらゆる「にゃ」のバリエーションを堪能できます。

村瀬さんは、ばなにゃ界のマドンナ「ばなにゃ子」をはじめ、ねずみ、ママやおばあちゃんなども担当されています。究極かわいいキュートボイスでした。これ、あれだ・・・脳トロ声って言われるやつだ・・・!と思った。女性声優さんでなく、ここであえての采配・村瀬歩。すごい。いやそんなことを言ったら梶さんを采配するのもすごいけど。ターゲット層が「ファンシーグッズを買う女性」だからなのか、「声優さんファンの女性」だからなのかは定かではありませんが。

そしてナレーションに蛭子能収さんですよ。隅から隅まで張り巡らされた狂気・・・これがおののかずにいられようか。

1話3分程度なのですが、一日に2話ずつ見ました。「ふふっ」て思えるペース、私はこのくらいだった。たぶん修行が足りませんでしたね・・・。

一番面白かったのは、第10話「ばなにゃ、ふうせんにゃ」ことダチョウ倶楽部です。「ツメを立てるなよ、立てるなよ!」と蛭子能収さんが盛大なフリをかましてお約束回収するんですけど、風船に突き立てられて致命傷となったのは見るからにツメでなくバナナの房部分ではないか?

でもね、可愛かったです。結局。2期も少しずつ見ます。

と、思って公式HPを見たら1期から様子が変わっているんです。・・・ん?とウィキペディアを見て見たら、キャラクターと舞台設定が一新されているじゃないか。埼玉県所沢市の民家に住んでいるばなにゃたちの生態観察をしていたのが、2期ではばなにゃが地球外生命体になっていました。「これを見たくば正気を捨てよ」と言わんばかりの周到な狂気の気配。こわい。見たい。

キャラ一覧見たら「エモばなにゃ」とかいう前髪クネ男*1みたいなのがいるし、cv.は村瀬さんでした。

 

・・・見るしかない!

 

*1:NHKの朝ドラ「あまちゃん」で勝地涼が演じていたクセが強い俳優